仕事あるある
【仕事あるある】
今日は仕事あるあるの話を描きました。
デザイナー兼イラストレーターとして仕事をしてますが、その中でも私はDTPデザイナーにあたる仕事をしています。
DTPは「Desktop Publishing」の略で、その中でもDTPデザイナーは印刷物を見やすくレイアウトしたり綺麗に整えたりする人たちのことを言います。最近はペーパーレスが進んでいるのでDTPの仕事はだいぶ少なくなりました。
私は印刷物が好きだったので仕事が将来少なくなることはわかっていてもDTPデザイナーになりました(紙はいいぞ!)。おかげさまで安月給です笑
そんなDTPデザインの仕事ですが、今日は「DTPデザイナーあるある」を描きました(どちらかと言うと印刷あるあるになってる?)。
版ズレが起きていないかルーペで確認したり、表裏のズレが起きていないか確認をしたりします。
版ズレは色の版がズレて印刷されることでCMYKの4色がズレるとチカチカして見えたり、酷いと酔うことがあります。そのズレがないか最終で網点(印刷の濃淡を表現するための点)を確認します。
表裏のズレは断裁したときに見栄えが悪くなるので確認します。場合によっては断裁で文字が切れてしまうこともあるので確認します。
印刷って算数もできないと辛いなと感じることが多々あって、私は算数がとんでもなくできないので苦労することが多いです。それが面付けの作業です。
多分普通は算数とか紙に書いて理解とかいらない作業なんだと思うんですけど、私は「1‥2‥‥」と紙に書いて数えないとできないです。
あとはインクカートリッジを振って空になるまで使い切ったり、下版(印刷工程に行く段階)の日なのにお客さんから連絡がなく待ちぼうけを喰らうことがあったり、いろんなことがあります。
印刷は面白いです。品質や加工をとことん突き詰めたらどこまでも良いものになってやりがいはあります。その代わり、ミスをすると最悪の場合全て回収の騒ぎになります。
紙って、印刷って本当イイよね。
と言う今日は私の仕事の話でした。