みやのお絵描き日記

みやがおえかきする日記

展示会のお知らせ

こんにちは。みやです。

 

ずいぶん時が経ってしまいましたが。着々と展示会に向けて絵を描いていました。

 

年が明けてから準備を始めて、いつも「やっぱり絵を描くって楽しいよね」という想いだけがあったなと思います。

 

本当に小さかった頃、お風呂場の曇った鏡に描いたリボンに描ける喜びを感じてから無心で絵を描き始めて、「絵を描かない人って何をして遊んでいるのだろうか」と疑問に思うほど絵を描いていました。

小学校に上がるくらいから「自分は画家になる」と思い、卒業するくらいになると色々すっ飛ばして「自分は将来美大に行く」と思い始め、気づいたらそんな美大も卒業していて、気づいたら社会人。。。。

 

もし小学生の自分が目の前にいたら言いたいのは「君、大人になっても絵描いてるよ」って言葉です。

 

絵を描くって実はとても大変なことだと思います。私も絵を描くときはいつもとても怖いです。まだ何も書かれていない白い紙が襲いかかってくるような感覚もするし、暴れ狂う真っ白な虎を筆を使って抑えつけるような感覚になるときもあります。いつも闘っている気がします。それでいつも負けてる笑

制作途中の様子

 

「イイ絵が描きたい」と思いながら「イイ絵ってなんだろう」と自問自答して、「自分は一生イイ絵は描けないだろう」と悲観する。

 

でも「イイ絵」ってずっと昔に既に描けているんですよね。それは初めて絵を描くことに喜びを感じた“あのとき”だと思うのです。あの喜びを今も追いかけている気がします。

 

「イイ絵」って、絵の中に自分の感情が見えたときだと個人的には思うのです。

 

今回の展示で出している絵は全て食べ物の絵にしました。描かれている食べ物は無作為に選んで描いたものではありません。例えば美味しかった記憶だったり、誰と食べたものだったのか、誰と作ったのか、どこで食べたのか、私の記憶の中で印象に残っている食べ物にしました。

 

「イイ絵」なのかどうか問われると微妙なところですが、絵を観て私のどういう記憶なのか考えてもらっても良いし、自分の記憶を思い出したり誰かと共有してみたり、楽しんでもらえたらいいなあと思います。



国立にあるギャラリー国立で5/4(木)〜5/9(火)に開催します。

私にとって7年ぶりの展示になります。他の方の作品もとっても素晴らしいので是非是非。よろしくお願いします!